[No.12]
砂漠に咲く炎の花
60cm×90cm
¥100.000
2002年秋 砂漠に咲く炎の花

頭にふと浮かんだもの。
それらは後々具体的な意味がわかってきたりする。

ニュースで見た砂漠に咲く炎の花。

数ケ月先のどこかの国の何かの風景。

炎はどれほど火種が小さくても大きくなりうる。
それは人の心の性質に似ているって、だれか言ってた。

誰かを憎むことはただで相手をおとしめる方法のひとつ。
誰かを愛することはただで相手を幸せにする方法のひとつ。

愛することは無料だ。
あなたが愛してそんすることはない。
けちけちすることない。

しかも人に渡したときに、減ることはなく、二倍に膨れる。

かといって無理することもない。
けど嫌いになるより好きになるほうが楽かもしれない。

だれにでもできるんだ。
想うだけでちがうんだ。

たしかに、炎と、こころは似ている。

炎そのものは、毒にもなれば薬にもなる類のもの。
炎そのものはただ存在しているだけのもの。

けれど、こころの炎と、未来に遠くで咲く炎がつながってる。