[No.13]
コイン
50cm×92cm
¥80.000
2002年冬 コイン

矢印は、直線的な時の流れの概念
下の輪は、コイン。
物質や経済を象徴した輪。

上の輪は、生命。
時間や、見えない世界を象徴した輪。

その上に描かれているのが種。
その上に穴を描いた。

貧しいと言われる場所を旅してみたり
貧困にあえぐ人々の映像をみたりするときに
飽和状態なのに幸せになれないこころと比較する。

地球には、全ての人々が食べていけるだけの資源があるらしい。
それなのに何故、これほど私たちはアンバランスなのだろう。
それぞれが、幸せになりたいだけなのに。

すべてが解決され、それぞれが向上したとする。

飢餓や貧困や戦争やテロや環境汚染や富のアンバランスが
かつてあったのだと歴史の教科書で教えられる時が来る。

しかし時空は新しい問題を用意するのではないだろうか。

問題は個々に向上できるかどうかだけじゃない。
問題は関係でありシステムだ。

まるで、私達は問題を解決するために生まれてきたかのようだ。