[No.14]
圧迫解離
92cm×183cm
¥200.000
2003年 圧迫解離

一極集中による空白化と解離を結びつけた。
解離は誰にでも起こりうる自己防衛システムだ。

それは記憶が脳の別の場所へ記録されるために起こる。
と、説明されている。

「魂が体から一時的に抜けること」とは違うのだろうか。

本当に空白化したとき、思考も体も動かなくなる。

「仮死状態」?
       
電池のないロボットのようだ。
乗る人のいない車のようだ。

たましいをうばわれた人形は
流入してくる何かによって動くことが可能になる。

生きている人々のそれぞれのこころのエネルギー。

あの時あの場所であった人々の記憶。
そのとき、こころでつぶやかれていた言葉。

「死後、それまでのことを振り返る。」
というのにとても似ている。

ちょうどいい。
いまのうちに、たましいのそうじをしておこう。