[No.15]

91cm×118cm
¥130.000
2003年冬 鳩
  
太陽からの雫(熱)を生命の象徴として描いた。
生命は熱であり時間なのだろうか。

鳩は、私にとって少し特別な意味を持つ。
それは時々神聖な力を見せてくれる。

鳩の姿をかりて、その後ろの何かが語りかけてくることがある。
そんな時、何かをつついているいつもの鳩とは確実に違うのだ。

なんども、なんども、ここへ飛んできた。

十年前、七年前、三年前、二年前、一年前。
一匹で。集団で。傷を負って。
手の中で死んでいく鳩もいた。

どうやら、思い込みや気のせいなんかじゃない。
これは、なんらかのメッセージなんだ。

鳩は何らかの神聖な意識によって動かされているのだろうか。
動物の魂と、人間のそれは違うのだろうか。
それとも、まったく同じで脳の構造が違うだけなのだろうか。

人間にできて動物にできないこと。

たぶん人間は、心によって環境を変えてゆくことが可能な生き物だ。

人々の心が実際に風を起こし雨を降らすように。

心が変わることで、自然破壊や異常気象は減ってゆくかもしれない。